夜回りに参加しませんか

JR高松駅前広場
JR高松駅前広場

私たちの活動の基本は、『夜回り』です
 様々な伝手で、私たちの所に助けを求めてきます。元野宿の仲間の紹介であったり、刑事事件の被告になって弁護士(国選弁護人)を通じてなどです。生活保護課以外の公務員からもあります。こうして私たちの所に辿りつけた方よりも、何も手段を持たずに駅や公園で困ってうずくまっている方にこそ、「支援」が必要です。
 高松では、何時も定位置で野宿されている方は稀です。私たちが何度も足を運ぶ事で、そうした人達に出会う事が出来ます。

 野宿を余儀なくされている方には、私たちだけでなく、手配師の類いも頻繁に声をかけています。騙されて、連れていかれた話も聞きますから、私たちも油断はできません。
 また、私たちを手配師の類いと同じ物の様に見て、初めは警戒される方が多いです。最初は邪険にされても、気にせずに何度も声をかけています。当然、顔見知りになって、話が出来るようになります。
 生活保護の申請を拒否していた方が、「世話になろうと思う」と云っていただけた時は、何度も経験していても、本当にうれしいです。  

2011年最後の声掛け

 夜回りが、私たちの活動の基本です。

 しかし、タイミングを外すと、出会う事が出来ない事が多々あります。昨年中、「××に居る」との話を沢山聞かされましたが、その場所に行っても会えない事ばかりでした。

 今年最後の事として、「夜回り」を「朝まわり」にして、タイミングを変えると違う方に出会えるのではないかと考えました。

 31日の早朝、以前ならば沢山の方が居た場所には、一人もいませんでした。しかし、時たま見かける事がある場所で、一人の方に声をかけ、生活保護申請のサポートを依頼されました。

 しかし、公務員は休日です。保護申請が出来ません。仮に保護申請が出来ても、不動産屋も休みです。アパートの確保も出来ません。「会」で持っているアパートには、一時避難の入居者が既にいます。4日まで野宿を続けていただくほか無いのが、心苦しいのですが、了解していただきました。4日まで、定時定位置の約束をして、食事を届ける事にしました。

 夜、その場所で、また新しい方に出会って、声をかけ、話をして、保護申請のサポートを依頼されました。保護申請当日の事を考えて、既に年末のあいさつを終えている弁護士のAさんに電話をして、4日の保護申請に出てきていただく事にしました。

 「野宿者支援の会」らしい、一年の締めくくりになり、年の初めになる事になりました。

 

 活動の基本は、「夜回り、声掛け」ですね。

 生活保護の存在を知らない方、難しいと思って諦めている方がいます。そして、野宿を耐え忍んでいます。

 2012年も、毎週の夜回りを続けます。

<2012/1/1記>

夜回りチラシ、ルビなし

夜回りで当事者の方にお渡ししているチラシです。
この内容が私たちの活動の基本です。
 (実物のチラシには、漢字にルビを付けています)

野宿の生活は大変です。
お身体は大丈夫ですか。
 私たちは、野宿(ホームレス)の方を支援するボランティアをしています。
  生活保護を受けてアパートで暮らせるのが一番です。
 あなたは今、野宿をしていますから、絶対に生活保護が受けられます。そうすれば、生活費と家賃を国から貰えます。
 しかし、一人では市役所に行きづらいかもしれません。それならば、そのお手伝いをします。 アパート探しも、まちがいなく助けてあげられます。
 そのほかなんでも相談ごとがあれば、話しかけてください。
 私たちは、困っている人の何かお手伝いができればと、こうして毎週、歩いて声をかけさせていただいています。
 私たちはボランティアですから、ご相談を受けて、お世話をするのは、いつでも無料です。お礼のお金を要求はしません。また、手配師・口入れ屋でも無いので、仕事を紹介したりはしません。政党でも宗教団体でもないので、寄付金や選挙の投票などの見返りも要求しません。
 (ボランティアを名乗る口入れ屋が、この高松にもいますので、気を付けてください。やくざ・手配師にも騙されないように、用心してください。)
 私たちは毎週、JR高松駅、築港周辺や公園などをまわっています。
                       NPO法人 香川野宿者支援の会 
                       電話 090-8977-5704 谷本